「しばいぬコウタ」 所沢署の犯罪抑止犬に委嘱

多発する特殊詐欺被害の注意を呼びかける、犬型のおしゃべりぬいぐるみが、所沢警察署の犯罪抑止犬として委嘱されました。
　犯罪抑止犬として委嘱されたのは、都内のメーカーが開発した「しばいぬコウタ」です。
　開発を担当した、パートナーズの盛田哲平代表取締役は、所沢警察署の赤星誠署長から委嘱状を受け取り「子どもの声で注意喚起することで、シニアの方々が気づきやすくなるのでは」と話しました。
　このあと、赤星署長から「しばいぬコウタ」に、委嘱プレートが付けられました。
　埼玉りそな銀行所沢支店には、今月１日から２匹の「しばいぬコウタ」が、設置されています。
　従来の製品に、人感センサーを付ける改良が加えられ、ＡＴＭの利用客が通りかかると「還付金はＡＴＭでは受け取れないよ」など、５つのセリフで注意喚起をします。
　この５つのセリフは、５歳の男の子の声で収録されているということです。
　「しばいぬコウタ」は、所沢警察署と管内の交番に、すでに設置されていて、今月下旬には、埼玉りそな銀行新所沢支店と、飯能信用金庫山口支店にも設置されます。
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